【マルシェ情報局】全員でラジオ体操 季節による「産地リレー」

毎朝午前6時半に行われるラジオ体操は、卸業者や小売業者が一列になって行う=2日
毎朝午前6時半に行われるラジオ体操は、卸業者や小売業者が一列になって行う=2日
日夜、全国各地からさまざまな野菜や果物、花などが運び込まれる八戸市中央卸売市場。この企画も41回目を迎え、あらためてその舞台であり、北奥羽地方の食を支える市場を紹介したい。 開設は1977年10月で、八戸を中心とした半径100キロが供給エリ.....
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 日夜、全国各地からさまざまな野菜や果物、花などが運び込まれる八戸市中央卸売市場。この企画も41回目を迎え、あらためてその舞台であり、北奥羽地方の食を支える市場を紹介したい。[br][br] 開設は1977年10月で、八戸を中心とした半径100キロが供給エリア。卸売会社「八戸中央青果」が市場の卸売りを手掛け、昨年は年間取扱高が238億円となるなど、東北トップクラスを誇る。[br][br] 巨大市場には夜が明け切らない時間から市場スタッフや小売業者、仲卸業者が続々と集結する。午前6時半になり、競りが始まるかと思いきや、全員でラジオ体操がスタート。5年ほど前からの恒例行事で、一列に並ぶ様子は壮観だ。[br][br] その15分後に競りが始まる。競り台で見本を見せながら行う「固定競り」と、商品全てを見せる「移動競り」があり、卸業者の威勢の良い声が響く中、小売業者らが次々に競り落とす。[br][br] 市場には常にさまざまな野菜が入荷するが、時期によって産地が異なる。次々とバトンを渡すように移り変わるため、「産地リレー」と呼ばれる。八戸中央青果の柞木田靖行常務は「その時々の旬を迎えた商品を、ぜひスーパーなどで手に取ってみてほしい」と話した。[br][br] ※「マルシェ情報局」は随時配信毎朝午前6時半に行われるラジオ体操は、卸業者や小売業者が一列になって行う=2日