2月分国産リンゴ輸出2058トン 数量、金額共に減少

財務省が30日発表した貿易統計によると、2020年産国産リンゴの2月の輸出量は2058トン(前年同期比11%減)、金額は7億4156万円(14%減)で、量と金額共に減少した。 昨年9月からの累計輸出量は2万8592トン(5・0%増)。例年通.....
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 財務省が30日発表した貿易統計によると、2020年産国産リンゴの2月の輸出量は2058トン(前年同期比11%減)、金額は7億4156万円(14%減)で、量と金額共に減少した。[br][br] 昨年9月からの累計輸出量は2万8592トン(5・0%増)。例年通りの需要が維持されれば4、5月に4年連続となる3万トンの大台に到達する見通し。青森県国際経済課によると、国産リンゴの9割は県産とされる。[br][br] 主要国・地域別でみると、台湾1307トン(8%増)、香港593トン(37%減)。台湾では、巣ごもり需要で家庭消費が好調だった一方、香港では人気の黄色品種「王林」の供給が遅れたことで前年を下回った。[br][br] 王林の供給が始まれば、香港の輸出量は若干増える見通し。同課の鈴木耕司課長は「王林の消費次第で3万トンは届くだろう」と見解を示した。