カワイ産業(八戸)が自己破産申請 負債額6700万円

民間信用調査会社の帝国データバンク八戸支店によると、畜産用機器の販売や設置工事を手掛ける八戸市のカワイ産業(川井とも子代表)は29日までに、青森地裁八戸支部に自己破産を申請した。負債額は約6700万円。申請代理人は同市の山口龍介弁護士。同支.....
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 民間信用調査会社の帝国データバンク八戸支店によると、畜産用機器の販売や設置工事を手掛ける八戸市のカワイ産業(川井とも子代表)は29日までに、青森地裁八戸支部に自己破産を申請した。負債額は約6700万円。申請代理人は同市の山口龍介弁護士。同支店は新型コロナウイルス関連の倒産としている。[br][br] カワイ産業は1977年10月設立。養鶏・養豚業者を得意先に給餌システムなどの畜産用機器を販売し、設置工事も手掛けた。好調期だった2005年9月期には、約1億9600万円の売上高を計上していた。[br][br] だが、業績が悪化し、18年期の売上高は約1億2500万円に縮小。新型コロナの影響により、海外製畜産用機器の調達に支障を来し、資金繰りに窮して今月5日付で事業を停止した。[br][br] 自己破産申請は23日付。従業員5人は全員解雇された。現時点の債権者数は約20人。