IGR20年度決算 2億8967万円の赤字 

IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は29日、同市内で取締役会を開き、新型コロナウイルスの影響で、2020年度決算の当期損益が2億8967万円の赤字になるとの見通しを示した。21年度の収支計画でも赤字を見込んでおり、厳しい経営環境は今後も続くとみ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は29日、同市内で取締役会を開き、新型コロナウイルスの影響で、2020年度決算の当期損益が2億8967万円の赤字になるとの見通しを示した。21年度の収支計画でも赤字を見込んでおり、厳しい経営環境は今後も続くとみられる。[br][br] 20年度決算の営業収入は、当初計画の46億1582万円に対し、5億9125万円減の40億2457万円となる見通し。コロナの感染拡大に伴う外出自粛で旅客運輸収入などが大きく落ち込み、補助金収入などの特別利益を加えても赤字になる見込みだ。[br][br]  支出を示す営業費は、旅費交通費や人件費の削減などで当初計画から2億4922万円圧縮し、45億6092万円となる見通し。[br][br] 21年度の収支計画では、4億円程度の増収を目指す一方、コロナの影響が続くとみて、当期損益は2億7923万円の赤字とした。[br][br] 取締役会ではこのほか、二戸駅に隣接する「カシオペアメッセ・なにゃーと」で、4月16日から飲食店「銀河ダイニング へのへの」の営業を開始することなどを承認。2月末に閉店した「ミニストップいわて銀河鉄道一戸駅店」の跡地は、一戸町が観光案内拠点や交流スペースとして整備する。