ナガイモずっしり 春掘り盛ん

春めく陽気の中、ナガイモの春掘り作業に精を出す水越貴一さん=24日、階上町角柄折
春めく陽気の中、ナガイモの春掘り作業に精を出す水越貴一さん=24日、階上町角柄折
青森県が全国トップクラスの生産量を誇るナガイモの春掘り作業が、県南地方で始まっている。陽気に恵まれた24日、収穫に精を出す農家の姿があちらこちらで見られた。 階上町角柄折の水越貴一さん(37)の畑では、家族3人が朝から作業に励んだ。機械で畝.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県が全国トップクラスの生産量を誇るナガイモの春掘り作業が、県南地方で始まっている。陽気に恵まれた24日、収穫に精を出す農家の姿があちらこちらで見られた。[br][br] 階上町角柄折の水越貴一さん(37)の畑では、家族3人が朝から作業に励んだ。機械で畝を掘り返しながら成長したナガイモを次々と収穫すると、手際よく選別し、トラックの荷台に積み込んでいた。[br][br] 県内のナガイモは5、6月に植え付け、秋と春に分けて掘り取るのが一般的。土の下で冬を越えた春掘りの品は甘味が凝縮され、味が良いとされる。八戸農協によると、今年の三八地域は雪解けが早く、例年より1週間ほど早い15日ごろ、収穫が始まった。[br][br] 昨年は日照不足や集中豪雨が重なり、品質低下に悩まされる生産者が少なくなかったという。それでも水越さんの畑では、ずっしりと重量感のあるナガイモが続々と収穫され「出来はまあまあ。排水対策をしっかりして水はけを良くするなど工夫した効果があった」と納得の表情を見せた。[br][br] 収穫は5月の大型連休ごろまで続く見通し。春めく陽気の中、ナガイモの春掘り作業に精を出す水越貴一さん=24日、階上町角柄折