ユニバース(八戸)の新社長に内定 三浦建彦氏、顧客最優先の理念継承

記者会見で次期代表取締役社長としての抱負を語る三浦建彦氏=24日、八戸市のユニバース本部
記者会見で次期代表取締役社長としての抱負を語る三浦建彦氏=24日、八戸市のユニバース本部
北東北でスーパーを展開する「ユニバース」(八戸市)の代表取締役社長に内定した三浦建彦氏(49)が24日、同社本部で記者会見に臨んだ。創業者で現代表取締役CEO(最高経営責任者)の三浦紘一氏(81)から経営トップを引き継ぐことに関して、顧客最.....
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 北東北でスーパーを展開する「ユニバース」(八戸市)の代表取締役社長に内定した三浦建彦氏(49)が24日、同社本部で記者会見に臨んだ。創業者で現代表取締役CEO(最高経営責任者)の三浦紘一氏(81)から経営トップを引き継ぐことに関して、顧客最優先の企業理念を継承し、「社員一人一人が自立して活躍できるユニバースを目指していく」と意欲を示した。[br][br] 建彦氏は紘一氏の長男。取締役商品本部長などを歴任し、昨年5月から代表取締役COO(最高執行責任者)兼管理本部長。親会社の食品スーパー企業グループ「アークス」(札幌市)が16日開いた取締役会で、新社長就任が内定した。1967年のユニバース設立時から経営トップの紘一氏は取締役会長に就く。[br][br] 会見で建彦氏は「非常に重い責任を感じている。北東北は人口減少が特に顕著だが、お客さまの期待に応えられるように努めていきたい」と抱負を述べた。[br][br] 紘一氏から経営を引き継ぐことに、「ユニバースの歴史はCEO(紘一氏)がつくってきた。これからも教わる部分はある」とした上で、「私の役割は誰に何を任せるか、お客さまに支持されるために組織がどうあるべきかを考えること。生き残りという言葉を成長に置き換え、どのように描くかが重要だ」とした。[br][br] 長年にわたり企業理念に掲げる「Customers,our Priority(私たちはいつでもどこでも顧客最優先)」については、「われわれの考え方や判断基準になる根幹の部分。そこは絶対に揺らぐことはない」と強調した。[br][br] 役員人事は、ユニバースが5月17日に開く定時株主総会と取締役会で正式決定となる予定。記者会見で次期代表取締役社長としての抱負を語る三浦建彦氏=24日、八戸市のユニバース本部