「上十三まるごとネット」の認定適当と答申/県医療審議会

青森県医療審議会(会長・高木伸也県医師会長)は24日、青森市で会合を開き、十和田市立中央病院と三沢市立三沢病院による地域医療連携推進法人「上十三まるごとネット」について、法人設立の認定が適当として県に答申した。今後、三村申吾知事が正式に承認.....
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 青森県医療審議会(会長・高木伸也県医師会長)は24日、青森市で会合を開き、十和田市立中央病院と三沢市立三沢病院による地域医療連携推進法人「上十三まるごとネット」について、法人設立の認定が適当として県に答申した。今後、三村申吾知事が正式に承認する。法人設立は県内初。[br][br] 地域医療連携推進法人は、質が高く効率的な医療提供体制の確保などを目的に、2017年4月から制度化。全国で22法人が認定されている。[br][br] 両病院は人口減少や医師不足など上十三地域の医療の課題に連携して対応するため、法人の設立を県に申請していた。今後の取り組みとして、▽患者の相互診療体制の構築▽災害時の連携▽職員の人材交流―など7項目を想定。圏域内のほかの医療機関にも参加を働きかける方針だ。[br][br] 同法人の代表理事を十和田市立中央病院の丹野弘晃事業管理者とする申請も認可が適当と答申した。[br][br] このほか、災害発生時に精神疾患がある患者を受け入れる「災害拠点精神科病院」に、青南病院(八戸市)、県立つくしが丘病院(青森市)、弘前愛成会病院の3病院を初めて指定した。