事業管理者の坂田氏退任 後任は弘大特任教授の伊藤氏/市立三沢病院

伊藤 悦朗氏
伊藤 悦朗氏
三沢市立三沢病院の坂田優事業管理者(72)が3月31日付で退任することが23日までに、同病院などへの取材で分かった。後任には4月1日付で、弘前大大学院医学研究科地域医療学講座特任教授の伊藤悦朗氏(66)が就く。任期は4年。1999年から22.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三沢市立三沢病院の坂田優事業管理者(72)が3月31日付で退任することが23日までに、同病院などへの取材で分かった。後任には4月1日付で、弘前大大学院医学研究科地域医療学講座特任教授の伊藤悦朗氏(66)が就く。任期は4年。1999年から22年にわたり院長や事業管理者を務めた坂田氏は、同病院を通じて「(伊藤氏は)私よりも優れた人。より良い病院事業経営を期待したい」とコメントした。[br][br] 坂田氏は99年4月から三沢病院長を務め、2013年4月からは、地方公営企業法全部適用の病院への移行に伴い、初代の事業管理者に就任し院長を兼務。17年4月から事業管理者に専念した。同病院ではがん診療の充実、手術支援ロボット「ダビンチ」の導入などを進めた。[br][br] 後任の伊藤氏は弘大医学部卒。専門は小児科で、12年度に教授に就任。弘大大学院医学研究科小児科学講座教授を務め、20年3月に定年退職した。同4月から現職。事業管理者就任後も、研究のため併任する。[br][br] 伊藤氏は取材に「坂田先生の後任で緊張しているが、地域医療を充実させるために努力したい」と述べた。伊藤 悦朗氏