三戸地区新葬祭場で火入れ式 4月1日供用開始

完成した三戸地区環境整備事務組合の新葬祭場
完成した三戸地区環境整備事務組合の新葬祭場
三戸、南部、田子の3町でつくる三戸地区環境整備事務組合(管理者・工藤祐直南部町長)が、三戸町川守田に建設していた新葬祭場が完成し、19日に現地で火入れ式が行われた。関係者約40人が出席し、4月1日の供用開始へ向けて円滑な運営を祈願した。 旧.....
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三戸、南部、田子の3町でつくる三戸地区環境整備事務組合(管理者・工藤祐直南部町長)が、三戸町川守田に建設していた新葬祭場が完成し、19日に現地で火入れ式が行われた。関係者約40人が出席し、4月1日の供用開始へ向けて円滑な運営を祈願した。[br][br] 旧葬祭場は1973年に建設され、老朽化が進んでいた。新施設は鉄筋コンクリート造り一部木造の平屋で、床面積は旧施設の約3倍に当たる1221平方メートル。火葬炉は従来と同じ2基だが、設備の機能向上により、1日に対応できる件数は1件増の4件となる。[br][br] 館内には収骨室や授乳室、キッズコーナーを新設。内装には青森県産木材を多く使い、木の温かみを感じられるようにした。施設周辺は携帯電話の電波が圏外になるため、無料Wi―Fi(ワイファイ)を導入して利便性向上を図った。[br][br] 火葬料はこれまで通り管内3町の住民は無料、管外の住民は3万3千円だが、新たに施設使用料を設けて管内は2千円、管外は4千円を徴収する。[br][br] 式典では神事の後、管内3町の町長がボタンを押して火入れの儀式を行った。工藤管理者はあいさつで「今後も遺族、会葬者の悲しみを和らげ、心ゆくまで見送ることのできる施設運営を心掛ける」と述べた。[br][br] 隣接する旧施設は今後解体し、跡地に動物用の火葬炉を新設。新年度中の供用開始を目指すという。完成した三戸地区環境整備事務組合の新葬祭場