A棟改善計画、八戸市が県に提出 サバに加えイワシも対象魚種に

A棟の改善計画を青森県に提出したことを報告する小林眞市長=22日、八戸市庁
A棟の改善計画を青森県に提出したことを報告する小林眞市長=22日、八戸市庁
稼働の低迷が続く八戸市第3魚市場荷さばき施設A棟を巡り、小林眞市長は22日の定例会見で、利用率向上を目的とした新たな改善計画(2021~23年度)を青森県に提出したことを明らかにした。県は月内に、国に提出する予定。小林市長は「(計画の内容は.....
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 稼働の低迷が続く八戸市第3魚市場荷さばき施設A棟を巡り、小林眞市長は22日の定例会見で、利用率向上を目的とした新たな改善計画(2021~23年度)を青森県に提出したことを明らかにした。県は月内に、国に提出する予定。小林市長は「(計画の内容は)認めてもらえると確信している」と強調した。[br][br] 新たな改善計画で市は、A棟の利用向上への取り組みとして、▽サバに加えてイワシも対象魚種とする▽水揚げ状況の卸売業者らへの配信▽小型巻き網漁船への対応―などを掲げた。[br][br] 年間の水揚げ目標は、前改善計画で示した3万1200トンから下方修正し、2万970トンに設定した。[br][br] A棟を今後も継続的に運営していく方針の市は、計画について国や県とも相談の上、まとめたという。[br][br] 今後の活用策について小林市長は「これまでは漁の変化や震災の影響で、新しい生産方法が根付かなかった」と指摘。「将来を見据えた中、(A棟の活用は)水産業の新しい形になる」と理解を求めた。A棟の改善計画を青森県に提出したことを報告する小林眞市長=22日、八戸市庁