漁協合併で三八ブロック組合長会議 

青森県漁連(松下誠四郎会長)などは18日、八戸プラザホテルで三八ブロックの漁協の組合長会議を開き、目標時期を延期した県内沿岸漁協の再編計画について組合長らに説明した。管内7漁協のうち、合併反対を表明している市川漁協(八戸市)が欠席。三沢市漁.....
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 青森県漁連(松下誠四郎会長)などは18日、八戸プラザホテルで三八ブロックの漁協の組合長会議を開き、目標時期を延期した県内沿岸漁協の再編計画について組合長らに説明した。管内7漁協のうち、合併反対を表明している市川漁協(八戸市)が欠席。三沢市漁協も出席したものの従来の単独方針を堅持した。[br][br] 会議には同漁協と八戸みなと、八戸鮫浦、八戸市南浜、階上、百石町の6漁協の組合長や担当者ら計27人が出席。冒頭以外は非公開で、松下会長はあいさつで「恒常的な不漁とコロナ禍で漁業環境は厳しい。新たな方針の下、合併を強力に推進していく」と語った。[br][br] 三沢市漁協の門上馨組合長は、閉会後の取材に「うちは独自でやる。各漁協の収支状況が明確にならないと合併も進まないのでは」と話した。[br][br] 県漁連の担当者によると、三沢以外の出席者は、合併自体は必要との認識で一致しているものの「総論賛成、各論反対」の状況という。県内全ブロックを対象とした組合長会議は今回で終了。今後について「合併に意欲的な漁協を重点的に進めていきたい」などと語った。