福岡工高存続など求め請願提出 岩手県内3団体連名、県議会議長に

関根敏伸議長への請願で福岡工業高の存続の必要性を訴える中奥孝宏会長(左)=17日、岩手県議会
関根敏伸議長への請願で福岡工業高の存続の必要性を訴える中奥孝宏会長(左)=17日、岩手県議会
岩手県教委の県立高校再編計画後期計画(2021~25年度)最終案を巡り、福岡工同窓会や二戸地域の産業関係者らで組織する「福岡工業高を守る会」(中奥孝宏会長)など県内の3団体は17日、関根敏伸県議会議長に対し、同案の見直しを求める請願を出した.....
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 岩手県教委の県立高校再編計画後期計画(2021~25年度)最終案を巡り、福岡工同窓会や二戸地域の産業関係者らで組織する「福岡工業高を守る会」(中奥孝宏会長)など県内の3団体は17日、関根敏伸県議会議長に対し、同案の見直しを求める請願を出した。[br][br] 同案では、24年度に福岡工と一戸を統合する計画が盛り込まれた。25年度は盛岡南と不来方、一関工と水沢工の統合がそれぞれ示された。[br][br] 同日は、これらの高校の存続を求める3団体の代表らが県議会に集まり、「統合を拙速に決定せず、丁寧な説明と協議を重ね検討を深めること」などを求める連名の請願書を関根議長に提出した。[br][br] 関根議長は「大きな動きとして重く受け止める。中学校卒業者が急激に減少しており、難しい判断ではあるが、請願の内容と真摯(しんし)に向き合いたい」と話した。[br][br] 終了後、中奥会長は「県との議論がしっかりできておらず、統合する段階ではない。時間をかけて意見交換すべきだ」と話した。関根敏伸議長への請願で福岡工業高の存続の必要性を訴える中奥孝宏会長(左)=17日、岩手県議会