【記者席】副市長退任に恨み節

「ここに来て十和田の風向きが怪しくなってきた。市長の隣で鉄壁のゴールキーパー、名番頭と言われた(前副市長の)西村雅博さんの姿がない」。16日の市議会一般質問で、西村氏と親しい仲だった戸来伝議員が恨み節を述べた。 西村氏は31日までが2期目の.....
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 「ここに来て十和田の風向きが怪しくなってきた。市長の隣で鉄壁のゴールキーパー、名番頭と言われた(前副市長の)西村雅博さんの姿がない」。16日の市議会一般質問で、西村氏と親しい仲だった戸来伝議員が恨み節を述べた。[br][br] 西村氏は31日までが2期目の任期だったが、小山田市長が続投させる意思がないことを察し、任期前の1日付で辞職した経緯がある。戸来議員は「(辞任は)市長への優しさであり、男の美学だ」と、盟友の引き際をたたえた。[br][br] 小山田市長に対しては、市議のほぼ全員から支持される全国的にも珍しい市長と評価した上で、「私は是々非々の姿勢で向き合う」と宣言。壇上では重鎮として存在感を示したが、今月設置された百条委員会の発議者でもあり、周囲から“怪しい風向き”の発生源とも危惧されかねない?