新処理施設、県内初の牛肉輸出拠点に/十和田市議会一般質問

十和田市議会は一般質問最終日の16日、2議員が登壇した。伊藤ハム子会社のIHミートパッカーが、十和田地区食肉処理事務組合の十和田食肉センターのと畜事業を引き継ぐことについて、小山田久市長は「(IH社が)新たに整備する牛専用の処理施設は東北地.....
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 十和田市議会は一般質問最終日の16日、2議員が登壇した。伊藤ハム子会社のIHミートパッカーが、十和田地区食肉処理事務組合の十和田食肉センターのと畜事業を引き継ぐことについて、小山田久市長は「(IH社が)新たに整備する牛専用の処理施設は東北地方の流通拠点になりうる規模で、青森県内初の牛肉の輸出認定が取得可能な施設になると聞いている」と述べた。[br][br] 同組合は同市、七戸町、東北町、六ケ所村で構成し、6月末に解散する。7月に事業を引き継ぐ同社は、本社を東京都から同市に移転。将来的に牛の処理施設を新設し、既存施設を豚専用に改修する方針を示している。[br][br] 一方、施設の新築や改修後は、馬のと畜が行われなくなることから、小山田市長は「現在、センターで扱う馬は、市外の業者がほとんど。食肉流通合理化計画を策定している県にも入ってもらい、今後の対応を協議したい」と答弁した。