願い乗せ、沿線照らす JR九州が「流れ星新幹線」

 色とりどりの光線で夜空を照らすJR九州の「流れ星新幹線」=14日夜、福岡県筑後市
 色とりどりの光線で夜空を照らすJR九州の「流れ星新幹線」=14日夜、福岡県筑後市
JR九州は14日夜、九州新幹線の全線開業10周年を記念し、車両から光を放つ演出で沿線を照らす「流れ星新幹線」を鹿児島中央―博多間で運行した。先頭車両などに流れ星を描き、一般募集した「願い事」を車内外に掲載した。 午後8時ごろ、福岡県筑後市の.....
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 JR九州は14日夜、九州新幹線の全線開業10周年を記念し、車両から光を放つ演出で沿線を照らす「流れ星新幹線」を鹿児島中央―博多間で運行した。先頭車両などに流れ星を描き、一般募集した「願い事」を車内外に掲載した。[br][br] 午後8時ごろ、福岡県筑後市の筑後船小屋駅近くのイベント広場前に停車。約10分間にわたって色とりどりの光線で夜空を照らした。周辺では花火も打ち上げられ、2千人以上の観客が見入った。家族と見に来た福岡市南区の小学3年青木惺祐君(9)は「トランポリンがうまくなりますようにとお願いした」とほほ笑んだ。[br][br] 全国から集まった8350点の願い事のうち777点を外装や車内のポスターに書き込んだ。「会社の希望の星になりたい」「後輩たちが修学旅行に行けますように」などの願い事が選ばれた。[br][br] 照明機材を車両に積んで光を放つ演出をしての運行は14日の一夜限り。15日から5月28日までは、ラッピング車両として通常の運行に活用する。 色とりどりの光線で夜空を照らすJR九州の「流れ星新幹線」=14日夜、福岡県筑後市