コロナ禍の八戸三社大祭、運営委と山車組が意見交換 関係団体の意見集約へ

新型コロナウイルスの影響が懸念される今年の八戸三社大祭の開催を巡り、三社大祭運営委員会と山車組の関係者が13日、八戸パークホテルで意見を交わした。運営委の塚原隆市会長は取材に「関係者と話し合いを進めている。開催するには何が必要なのかを精査し.....
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 新型コロナウイルスの影響が懸念される今年の八戸三社大祭の開催を巡り、三社大祭運営委員会と山車組の関係者が13日、八戸パークホテルで意見を交わした。運営委の塚原隆市会長は取材に「関係者と話し合いを進めている。開催するには何が必要なのかを精査したい」と現状を説明。神社側と協議を続けながら関係団体の意見を集約し、今後、運営委としての方向性を出す意向を示した。[br][br] 意見交換は、同日開かれた「はちのへ山車振興会」の総会後に非公開で行われた。各山車組の代表らが出席し、運営委側から現状に関する説明を受けた。[br][br] 山車組は例年、早ければ3月中にも山車の制作に取り掛かることがあるが、新型コロナ収束の動向が不透明な状況のため、作業には着手していないという。[br][br] 会合終了後の取材に、山車振興会の小笠原修会長は「どうすれば祭りを開催できるのか山車組としても話し合いを進めながら、神社や運営委員会などと調整していきたい」と話した。[br][br] 昨年の三社大祭は発祥300年目の節目だったが、コロナ禍で神社行列や山車の運行、展示などを取りやめて規模を縮小し、3神社が例祭などの祭礼行事のみ執り行った。一方、山車振興会は八戸市中心街のマチニワで、伝統山車を展示する特別イベントを催した。