むつ市内3漁協が合併研究会

むつ市、川内町、脇野沢村の同市内3漁協が合併に関する研究会を立ち上げたことが10日、関係者への取材で分かった。研究会の進展次第で合併推進協議会に切り替える方針。むつ市漁協の新谷富也組合長は「合併時期などは一切決めていないが、話し合いをしっか.....
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 むつ市、川内町、脇野沢村の同市内3漁協が合併に関する研究会を立ち上げたことが10日、関係者への取材で分かった。研究会の進展次第で合併推進協議会に切り替える方針。むつ市漁協の新谷富也組合長は「合併時期などは一切決めていないが、話し合いをしっかりと進められるようにしたい」と実現に向け協議を重ねていく考えを示した。[br][br] 研究会は3漁協の組合長と事務職員による勉強会の位置付けで、昨年12月に発足。これまでに2回の会合を持ち、それぞれの財務状況などを確認したという。[br][br] 2019年末現在の正・准組合員は、むつ市70人、川内町147人、脇野沢村80人。販売取扱高は、むつ市4億5839万円、川内町7億9443万円、脇野沢村5億3874万円。[br][br] 県内沿岸の漁協は現在44漁協。指導業務を担う県漁連は25年度末を目標とした5ブロックの再編を目指すとともに、市町村内や近隣の漁協同士の合併も推進している。[br][br] 新谷組合長は「合併しないといけない状況は組合員も理解していると思う。急がずに協議に取り組んでいく」と述べた。[br][br] 3漁協は以前にも合併を協議した経緯がある。その時は07年度中の合併実現を目指したが、多額の欠損金を抱えたむつ市漁協が離脱し、白紙となった。