「コロナ禍でも上達を」 オンラインでスケボー指導

 子どもにスケードボードの滑り方を指導する中坂優太さん(右)=2月、浜松市
 子どもにスケードボードの滑り方を指導する中坂優太さん(右)=2月、浜松市
自身もスケートボードのプロで、東京五輪出場が有力な青木勇貴斗(F2O skatepark)ら地元静岡の有望選手を指導してきた中坂優太さん(37)が2月、オンラインで個人レッスンを始めた。理学療法士の顔を生かした的確な動作分析や説明が売りで「.....
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 自身もスケートボードのプロで、東京五輪出場が有力な青木勇貴斗(F2O skatepark)ら地元静岡の有望選手を指導してきた中坂優太さん(37)が2月、オンラインで個人レッスンを始めた。理学療法士の顔を生かした的確な動作分析や説明が売りで「新型コロナウイルス禍の中でもスキルアップにつながれば」と話した。[br][br] 28歳の時、急病の母にまひが残りリハビリが必要となった。「親孝行したい」と、働いていたオートバイの部品製造会社を辞めて医療専門学校で3年間学び、理学療法士の資格を取得。現在は平日に浜松市内の病院で働き、週末は県内でスケートボードを教える。[br][br] コロナ禍で足が遠のいた県外のスクール生も手軽に指導を受けられるようにオンライン指導に着手した。参加者が送ってきた技の映像を事前に分析した上で、レッスン中もリアルタイムで滑ってもらい、動きや癖を改善できるように助言する。自身が過去に膝や足首を痛めた経験から、関節の可動域を広げるストレッチやウオーミングアップの重要性も呼び掛ける。[br][br] 近年は幼い時から滑り始めて着地時の衝撃を繰り返し受けるため、関節の痛みを訴える子どもが多いという。体の負担を軽減でき、小さな力でも回転させやすい子ども向けのデッキ(板)も開発中で「スケート寿命が短くなるのが一番良くない。そうならないように手伝ってあげたい」と願いを込めた。 子どもにスケードボードの滑り方を指導する中坂優太さん(右)=2月、浜松市