【記者席】地球温暖化なのに何で豪雪?

地球温暖化なのに何で豪雪? こんな素朴な疑問が地元住民から寄せられたという自民党の津島淳衆院議員。26日の衆院予算委分科会で理由を尋ねると、「先生」の長谷川直之気象庁長官が思わず納得の解説をしてくれた。 いわく「一冬の最深積雪は50年で減少.....
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 地球温暖化なのに何で豪雪? こんな素朴な疑問が地元住民から寄せられたという自民党の津島淳衆院議員。26日の衆院予算委分科会で理由を尋ねると、「先生」の長谷川直之気象庁長官が思わず納得の解説をしてくれた。[br][br] いわく「一冬の最深積雪は50年で減少傾向にあり、さらに減ると予測される」。それでも温暖化に伴う海水温上昇で大気中に多量の水蒸気が含まれると、気温の低い地域に流れ込んで短期間で記録的な大雪になるとされる。「温暖化でも大雪リスクが低下するとは限らない」そうだ。[br][br] 昨年12月中旬からの大雪にうんざりした青森県民は多く、「豪雪地帯と言われてもさすがに…」と津島氏も嘆息するが、こちらも「センセイ」として腕の見せ所。除排雪経費が自治体財政を圧迫するだけに、居並ぶ国土交通省幹部に「建設業は人手不足で労務費も上がっている。引き続き支援を」と抜け目なかった。