八戸税関1月貿易概況 貿易額3カ月連続の減少

八戸税関支署は24日、1月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港のみ。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比44・4%減の125億4200万円と大きく落ち込み、3カ月連続の減少となった。タンカーや貨物船などの船舶類の輸出がなかったほか.....
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 八戸税関支署は24日、1月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港のみ。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比44・4%減の125億4200万円と大きく落ち込み、3カ月連続の減少となった。タンカーや貨物船などの船舶類の輸出がなかったほか、中国向けの一般機械などの輸出減が響いた。[br][br] 輸出額は78・0%減の25億5200万円と4カ月連続のマイナス。中国向けの電気機器(1億9200万円)などが増えた一方、半導体製造装置などの一般機械(1億4200万円)や鉄鋼(14億2100万円)が減り、船舶類は輸出がなかった。[br][br] 輸入額は8・7%減の99億8900万円と2カ月ぶりに減少に転じた。飼料用の植物性油かす(13億9100万円)やウッドチップ(7億7100万円)、鉛鉱(2億5600万円)などが増加し、ニッケル鉱(8億5900万円)や石炭・コークス・練炭(2億3700万円)などが減った。[br][br] コンテナ通関本数(実入り20フィート換算)は輸出が45本増の836本、輸入は63本減の1039本。八戸港に入港した外国貿易船は13隻減の30隻だった。