写真家3人「八戸えんぶり」の魅力語り合う 

写真家3人が自身の作品を披露しながら、えんぶりの魅力を語り合ったトークイベント
写真家3人が自身の作品を披露しながら、えんぶりの魅力を語り合ったトークイベント
八戸地方えんぶり保存振興会(塚原隆市会長)と八戸市は20日、同市のマチニワで、えんぶりトークイベント「語るべ えんぶり」を開いた。市内外で活動する写真家3人をゲストに招き、冬の青森を代表する伝統芸能「八戸えんぶり」の魅力を語り合った。 今年.....
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 八戸地方えんぶり保存振興会(塚原隆市会長)と八戸市は20日、同市のマチニワで、えんぶりトークイベント「語るべ えんぶり」を開いた。市内外で活動する写真家3人をゲストに招き、冬の青森を代表する伝統芸能「八戸えんぶり」の魅力を語り合った。[br][br] 今年の八戸えんぶりが、新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、開催した。[br][br] トークイベントには、第23回総合写真展に、吹雪の中で摺(す)る勇壮な太夫を捉えた作品を出展し、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した小野昭仁さん(南部町)、写真集「えんぶりといきる」を出版するなど、えんぶりや八戸の魅力を発信している二ツ森護真(まもる)さん(同市)、神奈川県在住の会社経営者で、日本写真作家協会に所属する堀井裕子さんが出演。[br][br] それぞれが撮影したえんぶりの写真を大型ビジョンに映し出しながら、「えんぶりは神様の存在を強く感じる」「日本一の祭り。写真を通して、もっと盛り上げていきたい」「演者が人生の一部として真剣にえんぶりに取り組んでいるのが伝わる」などと、思い思いに魅力を語った。[br][br] 同市の糠塚、大久保などのえんぶり組によるお囃子(はやし)も披露され、訪れた人がえんぶりの雰囲気を感じ取っていた。[br][br] 家族と訪れた市立白銀南小5年の千葉陽翔(ひなと)君(11)は「音の響きがすごい。来年のえんぶりが楽しみ」と話した。写真家3人が自身の作品を披露しながら、えんぶりの魅力を語り合ったトークイベント