市町村長向け防災危機管理研修 23人参加/青森県

オンラインで研修に参加し、防災危機意識を高めた青森県内の市町村長ら
オンラインで研修に参加し、防災危機意識を高めた青森県内の市町村長ら
青森県などは16日、県内市町村長向けの防災危機管理研修を県庁で開いた。オンラインで参加した十和田市の小山田久市長ら23人が講演を通じ、大地震といった災害発生時の的確な対応を学んだ。 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からビデオ会議システム.....
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 青森県などは16日、県内市町村長向けの防災危機管理研修を県庁で開いた。オンラインで参加した十和田市の小山田久市長ら23人が講演を通じ、大地震といった災害発生時の的確な対応を学んだ。[br][br] 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用して開催した。[br][br] 岩手大地域防災研究センター客員教授の越野修三氏が、「危機におけるトップリーダーの役割」をテーマに講演。東日本大震災発生時の被災自治体の対応などを例に挙げ、▽災害に対応できる計画、組織の事前準備と訓練▽最悪の事態を予測した意思決定▽災害対応に関わる全機関の情報共有と、その調整に関わる参謀の育成―の重要性を訴えた。[br][br] 越野氏は「結果に全責任を負うことが危機におけるリーダーの条件だ」と強調した。オンラインで研修に参加し、防災危機意識を高めた青森県内の市町村長ら