寒波で野菜入荷量減、金額増/八戸市中央卸売市場1月概要

八戸市中央卸売市場が19日まとめた1月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は5258トン(前年同月比10・3%減)、取扱金額は15億4573万円(同21・4%増)。全国的な寒気の影響で野菜の生育が遅れ、入荷量が減った一方、根菜類を中心に単.....
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八戸市中央卸売市場が19日まとめた1月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は5258トン(前年同月比10・3%減)、取扱金額は15億4573万円(同21・4%増)。全国的な寒気の影響で野菜の生育が遅れ、入荷量が減った一方、根菜類を中心に単価高となり、金額を押し上げた。[br][br] 野菜は4241トン(12・3%減)、13億107万円(32・6%増)。青森県産ゴボウとニンニクは品薄傾向で単価高。ナガイモも入荷量が少なく、引き合いが強かった。ジャガイモは主力の北海道産が不作で、大雪によるコンテナ輸送の遅延も重なり高値取引となった。[br][br] 果実は978トン(1・0%減)、2億2681万円(16・9%減)。リンゴは余剰感があり、単価は昨年比で3割安。品不足で高値だった前年から一転した。イチゴは前年並みの入荷だったが、イベント需要が少なく鈍い動き。ミカンは、年明けから荷動きが上向いた。[br][br] 花卉部門は60万5648本・鉢・個(14・5%減)、4848万円(29・3%減)。新型コロナと寒波の影響で切り花も鉢物も動きが鈍く、安値となった。大雪で道路工事が遅れ、芝生需要も少なかった。