【青森県予算案】秋以降に旅キャンペーン GoTo終了後の需要喚起へ

新型コロナウイルスの感染拡大で業績が落ち込む観光事業者を支援するため、青森県は2020年度補正予算案に、宿泊費や交通費を割り引く青森旅キャンペーン事業費13億9392万円を計上した。全国を対象に10月から22年3月までの実施を予定。国の観光.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大で業績が落ち込む観光事業者を支援するため、青森県は2020年度補正予算案に、宿泊費や交通費を割り引く青森旅キャンペーン事業費13億9392万円を計上した。全国を対象に10月から22年3月までの実施を予定。国の観光支援事業「Go To トラベル」とJRなどの大型観光企画「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」終了後の需要喚起を図り、地域間競争を勝ち抜きたい考えだ。[br][br] トラベル事業は6月に終了する予定で、DCは東北6県と北海道南地域で4~9月に開催される。両期間中は、割安な旅行商品の販売などで、県内観光の需要回復を見込む。[br][br] 旅キャンペーンでは1泊5500円引きを想定。交通費の割引は航空運賃が対象で、割引額は今後調整するとしている。[br][br] 県は20年7月から、県民や北東北3県民を対象に1泊5500円割り引くキャンペーンを展開し、計25万泊分を用意する。今月5日までに、累計14万8219泊分が売れており、域内の宿泊需要喚起に一定の効果があったとしている。[br][br] 県観光国際戦略局の秋田佳紀局長は「キャンペーンを継続することで、需要喚起と事業継続に来年度も力を入れていく」と述べた。