【宮城、福島で震度6】JR東 石田支社長「過去の教訓生きた」

13日に発生した地震の被害状況などを説明する石田亨支社長=15日、青森市
13日に発生した地震の被害状況などを説明する石田亨支社長=15日、青森市
JR東日本盛岡支社の石田亨支社長は15日、青森市で定例会見を開いた。13日夜に発生した福島県沖を震源とする地震で、青森県内の鉄道施設が大きな被害を受けなかったことについて、「電柱などの耐震化の効果が確認できた。過去の地震で得た教訓は受け継が.....
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 JR東日本盛岡支社の石田亨支社長は15日、青森市で定例会見を開いた。13日夜に発生した福島県沖を震源とする地震で、青森県内の鉄道施設が大きな被害を受けなかったことについて、「電柱などの耐震化の効果が確認できた。過去の地震で得た教訓は受け継がれていると思う」と述べた。[br][br] 石田支社長によると、JR東は2004年の新潟県中越地震、11年の東日本大震災を受け、新幹線運行区間の耐震化を順次実施。今回、福島県などで被害を受けた電柱は耐震補強前のものだったという。[br][br] 一方、新型コロナウイルスの影響では、東北新幹線盛岡―八戸間の利用者数は前年同月比で20年11月が41%減、同12月が57%減、21年1月が67%減だった。1月に入り、首都圏などで緊急事態宣言が再び発令されたことを受け、減少幅が拡大した。[br][br] また、4月1日の開幕が迫る大型観光企画「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」は、新型コロナの状況を踏まえながら予定通り実施する。13日に発生した地震の被害状況などを説明する石田亨支社長=15日、青森市