南部せんべいブランド力向上 八戸商議所、来年度もプロジェクト継続へ

来年度もプロジェクトを継続する方針を確認した会合=9日、八戸市
来年度もプロジェクトを継続する方針を確認した会合=9日、八戸市
南部せんべい発祥の地とされる八戸市の業界再生を目指す「八戸の南部せんべいブランド力向上プロジェクト」で、事業を企画する八戸商工会議所は9日、八戸商工会館で参加店関係者を集めた会合を開き、来年度もプロジェクトを継続する方針を確認した。5月の大.....
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 南部せんべい発祥の地とされる八戸市の業界再生を目指す「八戸の南部せんべいブランド力向上プロジェクト」で、事業を企画する八戸商工会議所は9日、八戸商工会館で参加店関係者を集めた会合を開き、来年度もプロジェクトを継続する方針を確認した。5月の大型連休に八食センターで個包装したせんべいの販売会を実施するほか、8月末には市中心街で参加店を一堂に集めた「南部せんべいマルシェ」を開いてせんべいの魅力を発信する。[br][br] 八食センターでのイベントは新たな取り組みで、1、2枚入りの個包装した各店のせんべいを販売し、市民や観光客に同市のせんべいをPR。8月末から約2カ月間を「強化月間」に設定し、せんべい店を食べ歩くスタンプラリーなどを展開する。参加店を紹介するガイドブック3千部を作成するほか、土産品として売り出せるよう個包装したせんべいのパック販売も行う予定だ。[br][br] 会合では、出席者から「市のふるさと納税の返礼品に設定して市内外に広くPRしてはどうか」との提案もあった。プロジェクトを担当する田村暢英・嘱託専門指導員は取材に「八戸のせんべい店を残すため、新しいことに挑戦する各店をサポートしていく」と強調した。来年度もプロジェクトを継続する方針を確認した会合=9日、八戸市