60代女性が800万円特殊詐欺被害/五戸署発表

五戸署は4日、青森県内に住む60代女性が架空の料金請求で現金800万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると、1月14日、女性の携帯電話にデータ通信会社をかたる宛先から、利用料金の支払い確認が取れないとして、同日中.....
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 五戸署は4日、青森県内に住む60代女性が架空の料金請求で現金800万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。[br][br] 同署によると、1月14日、女性の携帯電話にデータ通信会社をかたる宛先から、利用料金の支払い確認が取れないとして、同日中に連絡するよう求める内容のショートメールが届いた。記載の番号に電話をかけると、「イシカワ」を名乗る男に「裁判になる。4500万円かかる」などと言われ、裁判の取り下げ費用として金銭を要求された。[br][br] 女性は同22日に300万円、同28日に500万円を関東地方と関西地方の宛先に宅配便で送り、計800万円をだまし取られた。[br][br] さらにその後、弁護士の「エナツ」をかたる男から「800万円は返金されるが、通帳に残高があるとお金が戻らない」などと現金を要求され、今月2日に200万円を宅配便で送った。だが、不審に思った女性と家族が4日に同署に相談し、発送を止めたため、200万円については未遂に終わった。