12月国産リンゴ輸出7千トン、前年同月比25%減 遅い春節影響

財務省が28日発表した貿易統計によると、2020年国産リンゴの12月の輸出量は6999トン(前年同月比25%減)、輸出金額は28億8287万円(29%減)でいずれも落ち込んだ。贈答用の需要が高まる春節(旧正月)の開始が、今年は2月12日から.....
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 財務省が28日発表した貿易統計によると、2020年国産リンゴの12月の輸出量は6999トン(前年同月比25%減)、輸出金額は28億8287万円(29%減)でいずれも落ち込んだ。贈答用の需要が高まる春節(旧正月)の開始が、今年は2月12日からと前年と比べ2週間以上遅く、輸出のピークがずれ込んだ。[br][br] 輸出向けの国産リンゴの9割が青森県産とされる。主要国・地域別では、台湾5368トン(28%減)、香港1214トン(3%増)、タイ198トン(47%減)など。[br][br] 県国際経済課によると、20年産の輸出のピークは1月中旬ごろ。同課の鈴木耕司課長は「前年の水準には及ばないが、徐々に回復していくだろう」と見通しを示した。