ナマコ資源増殖の取組評価 むつの上小倉さん優秀賞/県青年女性漁業者交流大会

優秀賞を受賞した上小倉良次さん(青森県提供)
優秀賞を受賞した上小倉良次さん(青森県提供)
青森県は27日、青森市で「第62回青森県青年・女性漁業者交流大会」を開き、漁業者3人が漁業振興や地域活性化に向けた成果を発表した。優秀賞にはナマコの資源増殖に取り組む、むつ市川内町漁協青年部部長の上小倉良次(よしつぐ)さんが選ばれた。上小倉.....
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 青森県は27日、青森市で「第62回青森県青年・女性漁業者交流大会」を開き、漁業者3人が漁業振興や地域活性化に向けた成果を発表した。優秀賞にはナマコの資源増殖に取り組む、むつ市川内町漁協青年部部長の上小倉良次(よしつぐ)さんが選ばれた。上小倉さんは、2022年3月にオンラインで開催される全漁連主催の全国大会へ出場する。[br][br] 大会は、若手漁業者の生産意欲を図る狙いで毎年実施。審査委員は10人で県農林水産部の松坂洋水産局長が審査委員長を務めた。[br][br] 新型コロナウイルスの影響で、3人の発表は事前収録した。その中で、上小倉さんは川内町漁協の主力水産品の一つであるナマコの生産量を維持するため、資源調査や生産技術の向上に取り組んできたと報告。「安定して生産できるよう資源増殖を展開していきたい」と語った。[br][br] 優秀賞に次ぐ優良賞を受賞した三沢市漁協小型船部会青年研究会会長の沼山邦将(くにゆき)さんは、ホッキ貝の資源管理や高付加価値化に向けた成果を発表。同じく優良賞だった新深浦町漁協の大川昭裕さんは、町漁協が力を入れているナマコの増殖活動の経過を紹介した。優秀賞を受賞した上小倉良次さん(青森県提供)