貝殻の加工に取り組む 種差海岸施設のイベントで使用/八戸高等支援学校

町田直子事務局長(右から2人目)らに対し、貝殻に穴を開ける作業工程を説明する生徒(左側2人)
町田直子事務局長(右から2人目)らに対し、貝殻に穴を開ける作業工程を説明する生徒(左側2人)
青森県立八戸高等支援学校(大崎光幸校長)の産業科で学ぶ1年生17人は、八戸市の種差海岸インフォメーションセンターの依頼を受け、同センターがイベントで使用する貝殻の加工作業に取り組んだ。18日に加工した貝殻を同センターに引き渡した生徒は、「地.....
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 青森県立八戸高等支援学校(大崎光幸校長)の産業科で学ぶ1年生17人は、八戸市の種差海岸インフォメーションセンターの依頼を受け、同センターがイベントで使用する貝殻の加工作業に取り組んだ。18日に加工した貝殻を同センターに引き渡した生徒は、「地域のための活動ができた。機会があればまた取り組みたい」と意欲を見せている。[br][br] 同センターでは、貝殻や木の実など自然の物を活用した制作体験イベント「ぷらっとプログラム」を展開している。今回は節分に合わせて「ホタテ貝でオニをつくろう」を実施するに当たり、大量のホタテガイの貝殻にひもを通すための穴を開ける必要があった。[br][br] そこで、センター側から同校に協力を依頼。生徒は木材などに穴を開ける専用の機器「ボール盤」を使い、約260枚のホタテ貝を加工。摩擦で割れないようにオイルを使ったり、数回に分けて穴を開けたりと工夫を重ねたという。[br][br] 18日は同校で引き渡し式を行ったほか、生徒も制作体験プログラムに挑戦。貝殻を鬼の顔に見立て、木の実や貝殻を使って思い思いに表情を作った。[br][br] 同センター運営協議会の町田直子事務局長は「生徒さんが加工した貝殻でたくさんの人を楽しませることができる。これからも一緒に活動できれば」と感謝。作業した菅原直輝さん(16)は「地域の人の役に立てることができてうれしい。これからも進んで役立つ活動をしていきたい」と声を弾ませていた。[br][br] 制作体験は2月3日まで種差海岸インフォメーションセンターで行っている。体験料は200円。事前申し込み不要。問い合わせは同センター=電話0178(51)8500=へ。町田直子事務局長(右から2人目)らに対し、貝殻に穴を開ける作業工程を説明する生徒(左側2人)