薬の正しい服用方法を学ぶ 市民健康づくり講座/八戸

薬の処方や副作用などについて分かりやすく解説する青柳伸一副会長
薬の処方や副作用などについて分かりやすく解説する青柳伸一副会長
八戸市は14日、市総合保健センターで、市民に健康づくりへの意識を高めてもらおうと「市民健康づくり講座」を開いた。八戸薬剤師会の青柳伸一副会長が「知っておきたい薬の豆知識」と題して講演し、参加者は処方薬の正しい服用方法や副作用への対処法などに.....
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 八戸市は14日、市総合保健センターで、市民に健康づくりへの意識を高めてもらおうと「市民健康づくり講座」を開いた。八戸薬剤師会の青柳伸一副会長が「知っておきたい薬の豆知識」と題して講演し、参加者は処方薬の正しい服用方法や副作用への対処法などについて理解を深めた。[br][br] 講演では、処方薬が飲まれずに大量に残されている現状を紹介したほか、副作用が起きるメカニズムなどを分かりやすく解説した。[br][br] 青柳副会長は「薬が効き過ぎるから処方された薬を半分だけ飲む」といった患者や、逆に「市販薬は効能が弱そうだから用法以上の量を服薬する」と考える患者のケースを例示。「効果が感じられない、薬で体調が悪くなったなどの不安があるときは、気軽に薬剤師に相談してほしい」と呼び掛けた。[br][br] また、東日本大震災を契機に、現在や過去の服薬状況が分かる「お薬手帳」の意義が再確認されたことにも触れ、「お薬手帳があると緊急時にも対応しやすい。ぜひ活用して」と呼び掛けた。薬の処方や副作用などについて分かりやすく解説する青柳伸一副会長