大竹氏が日医の赤ひげ功労賞 無医村・佐井に診療所

日本医師会(日医)などは6日、長年にわたり地域医療に貢献した医師を表彰する「赤ひげ大賞」を、岩手県大槌町にある藤井小児科内科クリニックの藤井敏司院長(70)ら5人に贈ると発表した。青森県関係では弘前市在住の大竹進医師(69)が赤ひげ功労賞を.....
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 日本医師会(日医)などは6日、長年にわたり地域医療に貢献した医師を表彰する「赤ひげ大賞」を、岩手県大槌町にある藤井小児科内科クリニックの藤井敏司院長(70)ら5人に贈ると発表した。青森県関係では弘前市在住の大竹進医師(69)が赤ひげ功労賞を受賞。3月5日に東京都内で表彰式を開く予定。[br][br] 大竹氏は青森市浪岡の大竹整形外科で院長を務める傍ら、2019年4月に医師不在の“無医村”となっていた佐井村に「さいクリニック」を開設。月1回のペースで村に通い、過疎地の医療を支えている。[br][br] 取材に「受賞が無医村、過疎地の医療を知ってもらう機会となり、住民のサポートにつながることを期待している」と述べた。[br][br] ほかの赤ひげ大賞受賞者は、▽北海道、礼文町国民健康保険船泊診療所、升田鉄三所長(66)▽茨城県、慈泉堂病院、鈴木直文理事長(67)▽石川県、伊藤病院、伊藤博名誉院長(98)▽広島県、沖野上クリニック、梶尾直美院長(85)。[br][br] 赤ひげ大賞は2012年に創設。都道府県医師会長が推薦した候補者の中から元宇宙飛行士の向井千秋さんら10人の委員が選んだ。