大間マグロ最高値2084万円/豊洲初競り 

 豊洲市場の「初競り」で、2084万円の最高値で落札された青森県大間産のクロマグロと「やま幸」の山口幸隆社長(右)=5日午前、東京都中央区
 豊洲市場の「初競り」で、2084万円の最高値で落札された青森県大間産のクロマグロと「やま幸」の山口幸隆社長(右)=5日午前、東京都中央区
東京都江東区の豊洲市場で5日、今年最初の取引となる「初競り」が開かれた。例年注目されるマグロは208・4キロの青森県大間産クロマグロがこの日最高値の2084万円で競り落とされた。 昨年、一昨年のような億単位の値は付かなかったが、都によると、.....
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 東京都江東区の豊洲市場で5日、今年最初の取引となる「初競り」が開かれた。例年注目されるマグロは208・4キロの青森県大間産クロマグロがこの日最高値の2084万円で競り落とされた。[br][br] 昨年、一昨年のような億単位の値は付かなかったが、都によると、統計のある1999年以来7番目の高値となった。落札したのは仲卸の「やま幸」。山口幸隆社長は記者団の取材に「妥当な初値。ネガティブなニュースが多い中、いい結果で終わった。いいマグロだと思う」と語った。東京などですし店「銀座おのでら」を運営する企業に提供するという。[br][br] 競り場にはつやつやと輝くマグロが並んだ。午前5時すぎに競りが始まると、独特の発声や手の合図で次々と落とされた。[br][br] 今年は新型コロナウイルスの影響で一般客の見学は中止に。競りの参加者はマスク姿で臨んだ。市場関係者にコロナ感染者が多数出たことから「3密対策に協力をお願いします」とのアナウンスが繰り返し流れた。[br][br] 昨年の初競りでは276キロの大間産マグロが1億9320万円、一昨年は278キロの大間産が3億3360万円でそれぞれ落とされた。 競りの見学は昨年12月26日以降、中止となっている。 豊洲市場の「初競り」で、2084万円の最高値で落札された青森県大間産のクロマグロと「やま幸」の山口幸隆社長(右)=5日午前、東京都中央区