初詣の参拝客、平穏静かに祈る

願いを込め、手を合わせる参拝客=1日午前10時半ごろ、八戸市の櫛引八幡宮 
願いを込め、手を合わせる参拝客=1日午前10時半ごろ、八戸市の櫛引八幡宮 
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で迎えた2021年、北奥羽地方の神社では、初詣の光景が様変わりした。参拝客は鈴緒を揺らすことなく静かに手を合わせ、例年のような長蛇の列もほとんど見られなかった。 八戸市の櫛引八幡宮では1日、マスク.....
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 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で迎えた2021年、北奥羽地方の神社では、初詣の光景が様変わりした。参拝客は鈴緒を揺らすことなく静かに手を合わせ、例年のような長蛇の列もほとんど見られなかった。[br][br] 八戸市の櫛引八幡宮では1日、マスク姿の参拝客がパイロンで明示された通路を周囲との間隔を保ちながら並び、さい銭を投げ入れると家内安全や商売繁盛、学業成就などを思い思いに祈願した。参拝客数は「例年に比べてかなり少ない」(營田稻太郎宮司)という。[br][br] 8カ月の長女と一緒に参拝した八戸市の会社員澤浪孝さん(37)、生美さん(30)夫妻は「昨年は子どもが無事に生まれて良かった。この子といろいろな所に行きたいので、コロナが早く収まることを祈るばかり」と話していた。願いを込め、手を合わせる参拝客=1日午前10時半ごろ、八戸市の櫛引八幡宮