八戸港12月水揚げ統計 前年同月比で数量2割増、金額19%増/終盤サバ伸長

八戸市水産事務所が29日発表した八戸港の12月の水揚げ統計によると、数量は7909トン(前年同月比20%増)、金額は17億7271万円(19%増)と、ともに昨年を上回った。終盤に大中型巻き網船のサバが伸長。しかし、過去10年間の平均には及ば.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市水産事務所が29日発表した八戸港の12月の水揚げ統計によると、数量は7909トン(前年同月比20%増)、金額は17億7271万円(19%増)と、ともに昨年を上回った。終盤に大中型巻き網船のサバが伸長。しかし、過去10年間の平均には及ばなかった。[br][br] 漁業別では、大中型巻き網が5959トン(33%増)、8億7667万円(85%増)。終盤まで金華山沖でサバの漁場が形成、同港への水揚げが続き、加工業者の在庫不足から10キロ当たりの平均単価も1471円(39%増)と高値で推移した。[br][br] イカ釣りは中型イカ釣り船の船凍、小型船による近海の生イカとも好調で、477トン(455%増)、3億5102万円(268%増)と伸びた。[br][br] 機船底引き網は主力の中型船でスルメイカの漁獲が振るわず、503トン(44%減)、2億4216万円(55%減)。小型巻き網は良型のマイワシの漁獲があったことなどから603トン(9%増)、6852万円(97%増)を記録した。