36事業者が情報交換会 高齢者支援など「地域の安心・安全見守り事業」/八戸市

安心して暮らせる地域を目指し、取り組みの紹介や事例報告をした情報交換会
安心して暮らせる地域を目指し、取り組みの紹介や事例報告をした情報交換会
八戸市は25日、市公民館で配達業者や金融機関などの従業員が、業務中に高齢者の異変や道路の異常に気付いた際、市に通報して必要な支援に結び付ける「地域の安心・安全見守り事業」に関する情報交換会を開いた。市と協定を結ぶ36事業者が、誰もが安心して.....
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 八戸市は25日、市公民館で配達業者や金融機関などの従業員が、業務中に高齢者の異変や道路の異常に気付いた際、市に通報して必要な支援に結び付ける「地域の安心・安全見守り事業」に関する情報交換会を開いた。市と協定を結ぶ36事業者が、誰もが安心して暮らせる地域づくりに向けて活動実績や事例などの情報を共有した。[br][br] 同事業は2014年に開始。日常的に地域住民と接する機会が多い事業者と連携して、きめ細やかな見守り活動につなげる目的で、20年11月現在、36事業者と協定を締結している。[br][br] 同事業による19年度の市への通報件数は47件。主な通報内容は▽新聞や配達した弁当が数日分たまっている▽訪問時の反応がない―などで、中には事業者の迅速な対応により救急搬送につながった案件もあった。[br][br] 取り組み紹介では、セブン―イレブン・ジャパンの担当者が、配達サービスや店舗での接客、移動販売を通しての見守り活動について説明。毎日顔を合わせる利用客の異変に気付きやすい一方で、人手不足による配達場所の縮小などの課題もあるといい、担当者は「八戸市と連携しながら課題解決に取り組んでいきたい」と理解を求めた。[br][br] 協力事業者らは事例報告や取り組み紹介を通して、今後の見守り活動の充実に向けて意識を高めていた。安心して暮らせる地域を目指し、取り組みの紹介や事例報告をした情報交換会