コロナ解雇で緊急対策本部設置 青森労働局

青森労働局は24日、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めに歯止めが掛からない事態を踏まえ、緊急雇用対策本部を設置した。同局と青森県の職員が構成員となり、雇用情勢の情報共有を強化。地域経済に影響が大きい離職事案については、地元市町村や経済.....
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 青森労働局は24日、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めに歯止めが掛からない事態を踏まえ、緊急雇用対策本部を設置した。同局と青森県の職員が構成員となり、雇用情勢の情報共有を強化。地域経済に影響が大きい離職事案については、地元市町村や経済団体と連携して対処する。請園清人局長は「各種助成金の活用で持ちこたえているが、影響が長期化し、企業は体力的に厳しい。今後の増加も危惧されるため、地域一体となって対応していく」と述べた。[br][br] 18日時点の解雇や雇い止めされた労働者は、前回発表(11月20日時点)から6事業所114人増の67事業所1430人に上った。[br][br] 新たに解雇が発生したのは運輸業1事業所40人、娯楽業1事業所23人、サービス業1事業所2人。うち非正規労働者は41人だった。「雇用調整の可能性がある」としているのは1629事業所に上り、さらに増加する可能性がある。[br][br] 大規模な人員整理が行われたストッキング製造のアツギ東北(神奈川県海老名市)では、むつ事業所(むつ市)の求職申込者127人のうち、31人の再就職が決まった。[br][br] 雇用調整助成金は18日までに1万1670件の申請があり、1万1436件を支給。休業支援金・給付金は2520件の申請があり、1993件を支給した。