西目屋村官製談合事件 関村長を再逮捕

関 和典容疑者
関 和典容疑者
西目屋村が発注した除雪用重機購入の指名競争入札で特定の業者が落札できるよう予定価格を漏らしたとして、弘前署と青森県警捜査2課、県警機動捜査隊は24日、官製談合防止法違反の疑いで村長の関和典容疑者(53)=同村田代稲元=を再逮捕した。また、公.....
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 西目屋村が発注した除雪用重機購入の指名競争入札で特定の業者が落札できるよう予定価格を漏らしたとして、弘前署と青森県警捜査2課、県警機動捜査隊は24日、官製談合防止法違反の疑いで村長の関和典容疑者(53)=同村田代稲元=を再逮捕した。また、公契約関係競売入札妨害の疑いで、建設機械販売などを手掛ける弘前市の「小山内重整備」代表の小山内崇雅容疑者(48)=同市藤内町=を逮捕した。捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていない。[br][br] 関容疑者の逮捕容疑は昨年8月下旬、小山内重整備に落札させるため、指名競争入札の予定価格を漏らした疑い。小山内容疑者は予定価格を知った上で入札に参加し、落札した疑い。[br][br] 県警によると、問題となったのは除雪用重機(約13トン)1台で、契約金額は2575万920円(税込み)。予定価格は非公表。[br][br] 村によると、入札には同社を含め4社が参加。古くなった重機を更新するための購入だったという。[br][br] 一方、青森地検は24日、関容疑者を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の罪で、弘前市の厨房機器販売会社「エムシステム」の役員三浦実容疑者(61)=同市安原1丁目=を公契約関係競売入札妨害の罪で起訴した。[br][br] 起訴内容によると、関被告は7月14日ごろから同月下旬、村給食センターの調理機器賃貸借の「見積もり合わせ」による随意契約で、エムシステムに落札させるため、取り計らったとしている。三浦被告は自身の会社が落札できるよう見積業者を関被告に選定させたとしている。関 和典容疑者