青函トンネル高速化へ1億4千万円/国の21年度予算案

21日に閣議決定された国の2021年度予算案で、青森県関係では、青函トンネルを含む北海道新幹線と貨物列車の共用走行区間の高速化に向け、国土交通省の概算要求から3800万円少ない1億4千万円が計上された。国交省は、貨物列車の運行が少ない時期に.....
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 21日に閣議決定された国の2021年度予算案で、青森県関係では、青函トンネルを含む北海道新幹線と貨物列車の共用走行区間の高速化に向け、国土交通省の概算要求から3800万円少ない1億4千万円が計上された。国交省は、貨物列車の運行が少ない時期にトンネル内を新幹線だけが通過する「時間帯区分」の段階的拡大に引き続き取り組む。[br][br] トンネル内を時速160キロで走行する新幹線について、国交省は12月31日からの年末年始の5日間で、営業運転として初めて一部で時速210キロに引き上げる。鉄道局の担当者は「まずは年末年始をやり遂げて効果を検証し、次の繁忙期にしっかりつなげたい」と強調した。[br][br] また防衛省は21年度、自衛隊三沢病院(三沢市)と自衛隊大湊病院(むつ市)を20床未満の診療所に縮小させる方針。他地域で予定する自衛隊病院の新設や機能強化に伴い、自衛隊の医療資源を集約化するのが狙い。