八戸でドローンの講演会 杉山さんが新ビジネスの可能性を紹介

ドローンの可能性について講演する杉山和夫さん
ドローンの可能性について講演する杉山和夫さん
八戸地域社会研究所(高橋俊行会長)は16日、八戸プラザホテルで12月例会を開いた。産業用の小型無人機ドローンの製造や販売などを手掛ける、三沢市の「ビードローン」代表で八戸高専名誉教授の杉山和夫さんが「ドローンの活用で変わる地域産業と私たちの.....
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 八戸地域社会研究所(高橋俊行会長)は16日、八戸プラザホテルで12月例会を開いた。産業用の小型無人機ドローンの製造や販売などを手掛ける、三沢市の「ビードローン」代表で八戸高専名誉教授の杉山和夫さんが「ドローンの活用で変わる地域産業と私たちの暮らし」と題して講演。ドローンを応用したニュービジネスの可能性についてデータを交えて紹介した。[br][br] 杉山さんによると、ドローンのビジネス市場は年々拡大しており、2020年度は約2千億円。25年度には約6400億円を超える見通しだ。現在はインフラ点検や農業などで活用されているが、今後は物流での活用が広がると期待されている。[br][br] 杉山さんは22年度中にドローン操縦の免許制度が創設見込みであることや、操縦者の目の届かない有人地帯での飛行が可能になることに触れ、「今から22年度に向けてドローン導入の準備を進めていくべき」と強調。その上で「産業も暮らしも大きく変わる。モノのインターネット(IoT)などを上手に活用していこう」と呼び掛けた。ドローンの可能性について講演する杉山和夫さん