ゴボウ、ニンニク高単価 八戸卸売市場11月概要

八戸市中央卸売市場が18日にまとめた11月の市況概要によると、青果部門は取扱数量1万1916トン(前年同月比7・8%増)、取扱金額21億4705万円(27・6%増)。青森県産ゴボウとニンニクは数量減で単価高だった。根菜やレタス、キャベツなど.....
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 八戸市中央卸売市場が18日にまとめた11月の市況概要によると、青果部門は取扱数量1万1916トン(前年同月比7・8%増)、取扱金額21億4705万円(27・6%増)。青森県産ゴボウとニンニクは数量減で単価高だった。根菜やレタス、キャベツなどは生育が順調で潤沢な入荷だった一方、業務用需要の低迷などで単価安となった。[br][br] 野菜は1万199トン(8・4%増)、17億4599万円(36・2%増)。県産ゴボウは細物中心で数量2割減。ニンニクは加工用が少なく、単価高で推移した。ダイコンは関東産が前進出荷。キュウリやトマトも遅れていた生育が回復し、数量増の単価安となった。[br][br] 果実は1671トン(4・7%増)、3億8293万円(0・1%増)。リンゴは贈答用が高値だった以外は動きが鈍く、2割ほど安値。県産などのイチゴは入荷量が前年比で半減し、やや単価高となった。[br][br] 花卉部門は76万本・鉢・個(2・6%減)、7290万円(4・0%減)。切り花は新型コロナウイルスの影響で、冠婚葬祭向けの動きが無い状態が続いている。鉢物はシクラメンの本格的な入荷が始まり、数量、単価ともに安定した。