青森、岩手など10県ゼロ/共通テストの第2日程選択 

大学入試センターは8日、来年1月に初めて実施される大学入学共通テストの確定出願者数は計53万5245人だったと発表した。新型コロナウイルス流行による長期休校に配慮して設けた「第2日程」を選んだのは0・1%に当たる718人で、青森、岩手など1.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 大学入試センターは8日、来年1月に初めて実施される大学入学共通テストの確定出願者数は計53万5245人だったと発表した。新型コロナウイルス流行による長期休校に配慮して設けた「第2日程」を選んだのは0・1%に当たる718人で、青森、岩手など10県ではゼロだった。[br][br] 第1日程は1月16、17日、全国681会場で実施。第2日程は、在籍する高校の校長に学習遅れがあると認められた現役生のみを対象として同30、31日に50会場で行う。2月13、14日には体調不良などで第2日程を欠席した受験生向けの特例追試験を設け、東京芸術大と神戸大の2会場で実施する。[br][br] 共通テストは大学入試センター試験の後継。出願者数は、今年1月の最後のセンター試験から2万2454人減った。 内訳は、現役生44万9795人(2440人減)、既卒者8万1007人(1万9369人減)など。来年3月に高校を卒業見込みの生徒のうち、共通テストに出願したのは44・3%で、前回センター試験から1・0ポイント増えた。[br][br] 共通テストを利用する大学や短大などは8校増の計866校で、過去最多となった。新型コロナ対策として、試験会場では原則としてマスクを常時着用しなければならない。