VRで認知症を体験 村職員ら認知症サポーター養成講座/野田村

VRで認知症を体験する参加者
VRで認知症を体験する参加者
野田村は1~3日、村役場などで認知症サポーター養成講座を計6回開催した。さまざまな職場から計60人が参加し、バーチャルリアリティー(VR)で認知症の症状を体験して患者への理解を深めた。 1日は村役場で村職員ら15人が、認知症患者の症例を基に.....
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 野田村は1~3日、村役場などで認知症サポーター養成講座を計6回開催した。さまざまな職場から計60人が参加し、バーチャルリアリティー(VR)で認知症の症状を体験して患者への理解を深めた。[br][br] 1日は村役場で村職員ら15人が、認知症患者の症例を基にした4パターンのVR映像を体験。幻視症状や、認知症患者の行動に対する周囲の反応を視覚と聴覚でリアルに体感した。[br][br] VRはわずかな段差がかなりの高さに見えたり、電車に乗っていて降車駅が分からなくなる内容。体験後の意見交換では、参加者から「恐怖や不安を感じた」「混乱してしまう」といった声が聞かれた。[br][br] 進行役を務めた村地域包括支援センターの松川美穂子看護師は、「認知症に対する理解、対応力のある住民を増やしていくことが大切」と話していた。VRで認知症を体験する参加者