【記者席】今年の漢字は忍耐の「耐」

「今年の漢字は忍耐の『耐』」。2日の県議会一般質問で、三村申吾知事が今年を表す漢字一文字を披露した。 2016年から昨年までは「交」「味」「成」「繋」と、前向きな漢字が続いていたが、コロナ禍に見舞われた今年は趣が異なる一文字に。 知事の中で.....
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 「今年の漢字は忍耐の『耐』」。2日の県議会一般質問で、三村申吾知事が今年を表す漢字一文字を披露した。[br][br] 2016年から昨年までは「交」「味」「成」「繋」と、前向きな漢字が続いていたが、コロナ禍に見舞われた今年は趣が異なる一文字に。[br][br] 知事の中では、糖尿病に苦しみながらも横綱に上り詰めた県出身力士「隆の里」の生き方が、新型コロナウイルスによるさまざまな災難に耐える県民の姿に重なって見える様子。「『おしん横綱』と呼ばれ、耐えて耐えて花を咲かせた。コロナに耐えてもらっている県民に感謝したい」と語った。[br][br] これに対し、質問した山田知議員(無所属)が選んだ一文字は、辛抱の「辛」。「知事と同じ思いを共有した。来年は前に進める年にしたい」と期待を込めた。