県産米相対取引価格、コロナで前年比6~7%低下/青森県議会一般質問

青森県議会定例会は一般質問最終日の2日、4議員が登壇した。坂田裕治農林水産部長は、新型コロナウイルスの影響で、県産米の「つがるロマン」や「まっしぐら」の相対取引価格は前年比6~7%低下し、日本酒は3~9月の出荷量が前年同期比で25%減少した.....
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 青森県議会定例会は一般質問最終日の2日、4議員が登壇した。坂田裕治農林水産部長は、新型コロナウイルスの影響で、県産米の「つがるロマン」や「まっしぐら」の相対取引価格は前年比6~7%低下し、日本酒は3~9月の出荷量が前年同期比で25%減少したと明らかにした。[br][br] 山田知議員(無所属)の質問に答えた。[br][br] 県産米の相対取引価格の低下は、外出自粛などで外食需要の落ち込みが続いているのが要因。業務用米として多く使用される品種に影響が大きく現れた。[br][br] 日本酒も居酒屋など飲食店の休業で「外飲み需要」の激減が響いた。観光客の減少により、店頭での小売りも振るわなかったという。[br][br] 一方、感染拡大初期に価格が急落した和牛やホタテなどは消費拡大政策の効果もあり、多くの品目で価格回復や在庫縮小の傾向が見られた。