冬の味覚、続々水揚げ ホッキガイ漁始まる/北浜海域

今季の漁が始まった北浜海域のホッキガイ=1日午前7時50分ごろ、おいらせ町沖
今季の漁が始まった北浜海域のホッキガイ=1日午前7時50分ごろ、おいらせ町沖
三沢―八戸沖の通称・北浜海域で1日、ホッキガイ漁が始まった。初日から多くの漁船が操業し、次々と冬の味覚を水揚げした。漁は来年3月末まで。 おいらせ町の百石漁港では午前6時15分ごろ、百石町漁協(木村慶造組合長)所属の4隻が出港。約500~7.....
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 三沢―八戸沖の通称・北浜海域で1日、ホッキガイ漁が始まった。初日から多くの漁船が操業し、次々と冬の味覚を水揚げした。漁は来年3月末まで。[br][br] おいらせ町の百石漁港では午前6時15分ごろ、百石町漁協(木村慶造組合長)所属の4隻が出港。約500~700メートル離れた沖合の漁場まで移動すると、桁網で海底のホッキガイを引き揚げる作業を繰り返した。[br][br] 船上では、漁師が貝を水で洗い流し、手際よく籠や発泡スチロールの箱に入れ、約2時間後に漁港に戻った。水揚げされたホッキガイはトラックで、八戸市内の魚市場に運ばれた。[br][br] 漁を終えた同漁協の木村組合長は「稚貝の少なさが心配だが、成貝は順調に成育していて問題ない」と手応え。平野政儀参事は「今年も実入りや歯応えは抜群だ。冬の味覚をぜひ味わってほしい」とPRした。[br][br] 初日は三沢漁港に約4・3トンが水揚げされ、入札の結果、Lサイズ10キロ当たりの高値が4700円で、前年の初日(12月2日)より3割ほど安かった。八戸港では約3トンが上場され、高値は前年の初日と同額の4500円で取引された。今季の漁が始まった北浜海域のホッキガイ=1日午前7時50分ごろ、おいらせ町沖