3漁協合併、風間浦漁協が始動 組合長に橘氏選任

風間浦漁協の本所となった旧下風呂漁協で開かれた理事会と監事会=1日、風間浦村
風間浦漁協の本所となった旧下風呂漁協で開かれた理事会と監事会=1日、風間浦村
風間浦村の下風呂、易国間、蛇浦の3漁協が合併した風間浦漁協が1日、始動した。同日は本所となった旧下風呂漁協で理事会と監事会がそれぞれ開かれ、代表理事組合長に村地区3漁協合併推進協議会長で、旧下風呂漁協組合長を務めた橘和幸氏(72)を選任した.....
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 風間浦村の下風呂、易国間、蛇浦の3漁協が合併した風間浦漁協が1日、始動した。同日は本所となった旧下風呂漁協で理事会と監事会がそれぞれ開かれ、代表理事組合長に村地区3漁協合併推進協議会長で、旧下風呂漁協組合長を務めた橘和幸氏(72)を選任した。[br][br] 理事会には旧3漁協の組合長ら理事各2人、監事会には監事各1人が出席。副組合長には旧易国間漁協組合長の越膳祐次郎氏(76)、代表監事には同漁協監事の浜辺俊一氏(71)を選出した。いずれも任期は来年3月の通常総会まで。[br][br] 橘組合長は「経費削減の取り組みはもちろん、理事同士での話し合いの下、各地区に合った漁業を模索していく。組合員の力になる漁協にしていきたい」と抱負を語った。[br][br] 同村の冨岡宏村長は取材に「これからが大変だと思うが、村もつくり育てる漁業などのバックアップをしていきたい」と語った。[br][br] 新漁協は易国間、蛇浦が支所となる。経営基盤強化のため、役員を9人に減らして費用削減を図る。2019年度実績を基にすると、組合員が正・准合わせて333人、販売取扱高が4億2100万円となる見通し。風間浦漁協の本所となった旧下風呂漁協で開かれた理事会と監事会=1日、風間浦村