19年事務年度、青森県内法人申告所得1491億円 2年連続で減

仙台国税局は1日までに、2019年事務年度(19年7月~20年6月)の法人税、源泉所得税などの課税状況を発表した。青森県内の法人税申告所得総額は1491億6100万円(前年度比28億5千万円減)、申告税額は292億7200万円(3億700万.....
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 仙台国税局は1日までに、2019年事務年度(19年7月~20年6月)の法人税、源泉所得税などの課税状況を発表した。青森県内の法人税申告所得総額は1491億6100万円(前年度比28億5千万円減)、申告税額は292億7200万円(3億700万円減)で共に2年連続減少。一方、法人税の申告漏れの所得金額は28億8700万円(1億3200万円減)、追徴税額は6億6600万円(1億1700万円減)となった。[br][br] 法人税の申告件数は2万1189件(34件減)。黒字申告の割合は38・4%(0・9ポイント減)で、2年連続落ち込んだ。[br][br] 法人税の申告漏れの調査は大口や、悪質な不正計算が想定される法人などを対象に実施。調査は540件(30件減)で、違法処理は404件(26件減)。うち不正計算は138件(2件増)、不正所得金額は15億7100万円(6700万円減)に上った。[br][br] 給与所得や退職所得などの源泉所得税額は606億700万円(9200万円減)。問題のあった源泉徴収義務者は、調査対象711件(172件減)のうち214件(30件減)で、追徴税額は2億7400万円(1億5300万円増)だった。