「三沢ほっき丼」12月3日スタート 決起集会で参加店関係者ら意気込む

「三沢ほっき丼」の提供開始に向けて気勢を上げる参加店関係者=25日、三沢市
「三沢ほっき丼」の提供開始に向けて気勢を上げる参加店関係者=25日、三沢市
三沢市の冬の名物料理「三沢ほっき丼」の季節が、もうすぐやって来る。本年度は12月3日から来年3月31日まで、新規1店を加えた市内24の飲食店が、店ごとのオリジナル丼を提供し、三沢ならではの冬の味覚をアピールする。市は25日、提供開始に向けた.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三沢市の冬の名物料理「三沢ほっき丼」の季節が、もうすぐやって来る。本年度は12月3日から来年3月31日まで、新規1店を加えた市内24の飲食店が、店ごとのオリジナル丼を提供し、三沢ならではの冬の味覚をアピールする。市は25日、提供開始に向けた決起集会を市役所で開き、参加店関係者8人が、三沢産のホッキガイを多くの人に食べてもらいたい―との願いを込めて気勢を上げた。[br][br] 湯通ししたり、揚げたりと調理方法を工夫するなど、各店が趣向を凝らして創作した丼を販売する取り組みで、本年度で13年目。23店が参加した昨年度は、1万615食が提供された。[br][br] 本年度は、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ、自宅などでも安心して味わってもらおうと、11店がテークアウトを実施する。[br][br] 期間中はキャンペーンを展開。ほっき丼をPRするオリジナルグッズ(全5種)を1食につき1点、先着3500人にプレゼントするほか、食べるともらえるシールを三つ集めて応募すると、参加店で使える商品券などが抽選で当たる。[br][br] 決起集会では、おそろいの法被を着た参加店関係者が、全員で「頑張ろう」と意気込みを示した。[br][br] 参加3年目の「青森割烹久庵(きゅうあん)」のほっき丼は、生とあぶったものの2種類のホッキガイ入り。わさびじょうゆなどで食べた後、特製のだし汁をかけて味わう、ひつまぶし風の丼という。店主の久保慶太さん(32)は「コロナ禍だが、三沢の名産で少しでも街が活気づいてくれたらうれしい」と期待を寄せた。[br][br] 提供店は店頭などののぼりが目印。問い合わせは、三沢市産業観光課内、市ほっき料理会=電話0176(53)5111=へ。「三沢ほっき丼」の提供開始に向けて気勢を上げる参加店関係者=25日、三沢市