コロナ離職者の再就職支援強化へ 青森県が庁内連絡会議設置

青森県は20日、新型コロナウイルスの影響で厳しさを増す雇用情勢に対応するため、「コロナ離職者等雇用促進庁内連絡会議」を設置し、初会合を開いた。離職者の再就職支援と人手不足分野の人材確保を一体的に進め、雇用環境の改善を図る。 県内の雇用情勢は.....
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 青森県は20日、新型コロナウイルスの影響で厳しさを増す雇用情勢に対応するため、「コロナ離職者等雇用促進庁内連絡会議」を設置し、初会合を開いた。離職者の再就職支援と人手不足分野の人材確保を一体的に進め、雇用環境の改善を図る。[br][br] 県内の雇用情勢は、9月の有効求人倍率が0・89倍と、5カ月連続で1倍を割った。アツギ東北のむつ事業所など大量解雇が各地で発生するなど、さらなる悪化も懸念される。[br][br] 会議には、人手不足とされる福祉や建設、運輸、農林水産分野の部局が参加。各課が行う雇用対策の状況を共有し、離職者を対象にした企業説明会を実施することなどを確認した。[br][br] 会長を務める商工労働部の下井田幸喜次長は「離職者のニーズ把握や求人の掘り起こしを庁内で連携して行い、マッチングを強化したい」と述べた。